「エルフの玉座」は、エルフの青年がどれだけ多くの街を巡れるかを競うゲームです。 最初に自分のマーカーを4つ受け取り、路銀を12隠して持ちます。スタートプレイヤーはドラゴンマーカーを持ちます。 プレイヤーは人数と同じ回数の冒険に出発します。毎回スタートプレイヤーは変わります。 最初はカード分配フェイズです。スタートプレイヤーから順番に第1ラウンドのみ10枚、それ以降のラウンドでは8枚のカードを配ります。カードには、訪れるたびに路銀がもらえる村カード、次の村に向かう移動手段が書かれている移動カード、他プレイヤーを邪魔したり特殊な移動や路銀を得ることができるアクションカードの3種類があります。 次に村の設定フェイズです。 スタートプレイヤーから、以下の行動を行います。全員が連続してパスを選択したらこのフェイズは終了します。 ・村カードをプレイする。 自分または他プレイヤーの前に村カードをプレイできます。1人のプレイヤーの前には2枚までプレイされ、必ず右側から埋まっていきます。 ・カードを3枚引いて4枚捨てる。 カードを3枚引いて手札に入れ、いらないカードを4枚捨てます。 ・カードを買う。プレイヤーは山札を1枚買うことができます。 価格はこのラウンドに自分が買った枚数(2枚目なら2です)と同じです。同じラウンドで4枚以上は買うことはできません。 ・アクションカードを村にプレイする。 自分が村に訪れるともらえる路銀が倍になる「お金」、他プレイヤーが町に訪れるとそのプレイヤーから路銀1をくすねる「泥棒」、他プレイヤーが村を通過する場合、移動カードを余分に1枚使わせることになる「障害物」があります。いずれも使った場合自分のマーカーを置きます。 ・村カードを取り除く。 自分の前にある村を1枚路銀2で破棄できます。ただしアクションカードがついている場合、1枚ついているごとに+1です。取り除いた場合、村カードは右詰めされます。 ・もし手札に村カードがないならば、手札を公開して村カード山札から選んで手札に加え、いらないカードを1枚捨てます。 ・パスします。 パスが続いて1周したら、移動フェイズになります。 移動フェイズでは、スタートプレイヤーから順番に移動カードを用いて移動していきます。必ず自分の前にある右側の村から出発します。移動カードには移動手段と地形が書かれていて、そこに行くのに必要な枚数が指示されています。同じカードをその枚数プレイしないと移動できません。 旅の途中にアクションカードがあれば、その指示に従うか、「ボディーガード」を出してそこに出されている障害を回避することができます。また「方向転換」カードで通常は時計回りに回るところを逆に回れます。 訪問した村に書かれた数の路銀を得ることができます(「お金」カードがあれば倍もらえます)。また場にあるすべての村を訪問したらボーナスで10もらえます。 最後のプレイヤーが移動を終わったら、プレイヤーのマーカーを回収し、出たすべてのカードを捨て札にしてスタートプレイヤーが左に移って新しいラウンドが始まります。 決められたラウンドが終わったらゲーム終了で、もっとも路銀の多いプレイヤーの勝ちです。 大元の「エルフェンランド」よりも攻撃的になっていて、妨害がかなり効果的となっています。それだけ白熱したゲームになっていて、場合によっては出発できませんということもあります。 相変わらずトロール親父は厳しいです。 関連ゲーム エルフェンランド エルフの王様 |