「ピット」は、穀物カードを取引して他のプレイヤーと交換し、手持ちのカードをすべて同じ穀物にしていくゲームです。 穀物カード各種9枚を人数に合わせて用意し、よく切ってからプレイヤーに配ります。プレイヤーが手札を確認した後に、スタートの合図でゲームを始めます。 手札から自分が不必要なカードを同じ絵柄でそろえて、プレイヤー全員にその枚数を「声」で公表して、場に伏せて提示します。同じ枚数を公表しているプレイヤー同士が合意すれば、それらのカードを交換します。 誰か1人が9枚とも同じ絵柄になったら、上がり宣言をしてベルをたたき、そろえた穀物の点数を加算します。これを繰り返し行い、500点に最初に到達したプレイヤーの勝ちです。 なお、このゲームに多少のアクション性を持たせるために、牛と熊のカードを混ぜて遊ぶことができます。この場合牛カードを持って上がると得点が高くなったり、逆に熊カードはどのカードとも合わないどころか、マイナス点を与えてしまいます。 大変にぎやかなカードゲームです。これこそ勢いと計画性が問われるゲームはありません。なお、うるさいのが苦手な方には、「指」で枚数を提示する方法もあります。 関連ゲーム ピット ウィードル |
日本で売られていた頃のピット ヨーロッパ版 |