「スカラベロード」「ミノタウロスロード」は、2つの勢力が競い合い、土地のの支配権を争うカードゲームです。 ボードをお互いの間に置き、6つのピラミッドと6つのスカラベを両端に置きます。お互いのプレイヤーはどちらかの勢力のデックを受け取り、残ったカードは拡張ルールで使用します。各プレイヤーはカードをよく切り、山札にして手札を6枚持ちます。 各プレイヤーは交互に手番を行います。 手番は、フェイズ0、フェイズ1、フェイズ2、シュプレマシーの4つのフェイズに分かれ、それぞれのタイミングで使用できます。 また手番を飛ばすことで、何枚か任意のカードを捨てて、手札を6枚に戻します。 また何枚かのカードを捨て札にすることが出来ます。 ボードには上と下があり、それぞれ3つのコラムがあります。 アクションには以下のものがあります。 カードのプレイ:プレイできるフェイズがあっていれば、そのフェイズの制限に応じてカードをプレイできます。カードには数字とアイコンが書かれており、数字は勢力、アイコンは種類を表します。 アイコンが複数かかれたカードはどれか1つのカードのアイコンとしてしか機能しません。 運命カードはアイコンがありませんが使い捨てです。 神カードはアイコンがありませんが、ボード中央にプレイされ、神カードはただちに活性化します。神カードは3枚までしか有効にできません。 カードの活性化:カードの中にはその能力を使うために、活性化が必要なカードがあります。その場合は活性化の条件を満たすことで、そのカードの能力を使用できます。もちろんプレイできるフェイズが合っていなくてはいけません。 のろいを解く:場合によってカードにのろいのスカラベが載ることがあります。このスカラベを1つ外すことが出来ます。スカラベが載っている間はそのカードを使用することが出来ません。 フェイズ2まで終わったら、シュプレマシーフェイズがあります。 上下それぞれ3つあるコラムにて順番にお互いの勢力を比べあい、高いほうがピラミッドを獲得します。もし同点ならば、ピラミッドは移動しません。 この後、それぞれのコラムの特殊能力を使用します。 軍事のコラムなら相手の山札を1枚捨て札にします。 神学のコラムなら相手のカードにスカラベを載せます。 経済のコラムならカードを1枚引きます。 上下3つあるコラムのうち、シュプレマシーフェイズにおいて上下それぞれ2つのコラムでピラミッドを獲得したらゲーム終了で、そのプレイヤーの勝ちです。 また山札が切れたプレイヤーはゲームに負けます。 拡張ルールを用いると、先に抜いておいた特殊カードを5枚まで入れることが出来ます。入れた枚数と同じだけ本来のカードから抜きます。 第1ゲームで負けたほうから順番にカードの選出を行います。 3回ゲームをやって2回勝ったほうがゲームに勝ちます。 割と戦略的なカードゲームですが、実はマジカルパラダイスに似てなくも無いです。(ホントか?) 2002年にスカラベロードが発売され、2004年末に新たにミノタウロスロードが出ました。 ルールはほぼ一緒でコンパチします。 関連ゲーム ショッテントッテ タブララサ スカラベロード・ミノタウロスロード バトルライン |
スカラベロード ミノタウロスロード |