タイトル チャイナ
原題タイトル China
会社・出版社 Abacus, Uberplay
デザイナー M.Schacht
プレイ人数 3-5人
対象年齢 12+
プレイ時間 45分
難易度(5段階、易1<難5) 3
「チャイナ」は春秋戦国時代をテーマにした、パワーバランスを考えた勢力連鎖のゲームです。

プレイヤーの人数に応じたボードを準備し、自分の色の官邸と使節を全て受け取ります。
得点トラックに1つ置きます。
また上級ルールならば要塞を受け取ります。
地域カードをよく切り、各プレイヤーの3枚ずつ配ります。
カードの残りは山札で、山札から4枚を表向けます。
スタートプレイヤーを決めます。

手番がきたら、以下のいずれかを行います。

・コマの配置:
手札のカードをプレイし、自分のコマを配置します。
3枚までのカードをプレイすることができ、2つまでのコマを置け、1つの地域に配置することができます。
ただし、何もコマが置かれていない場合は、1つしかコマを置くことはできず、地域カードも1枚につき1つのコマしか置けません。
なお同じ色のカード2枚で、他の色の地域にコマを1つ置くこともできます。
コマがない場合は置くことはできません。
官邸コマ:官邸コマは、家のマスに置きます。
1つの家のマスには1つしか官邸コマを置くことはできません。その地域に置かれた官邸コマの数が、使節コマの配置数に影響します。
また自分の官邸の連鎖は最終得点計算に影響します。
使節コマ:使節コマは、龍のマスに置きます。
使節コマの置ける数はプレイヤーの中で最大の官邸の数によります。
得最後得点計算に、隣接する地域における使節コマの合計が最大のプレイヤーに、その両方の地域に置かれた使節コマの数が点数に影響します。
なお、手番の最後にカードを、手札が3枚まで補充します。
引くことができるのは表向きのカードか山札の上のカードです。
手番が終了したときに、場のカードは4枚に補充します。

・カードの交換
コマを配置したくない場合は1枚のカードを交換できます。
これを行ったら手番は終了します。

1つの地域の、家のスペースが全て埋まったら、その地域の中間の得点計算が発生します。
その地域で最も官邸コマの多いプレイヤーは、その地域にある官邸コマの数だけ点数を獲得します。
次いで2番めに多いプレイヤーは最も多いプレイヤーの数分の官邸コマの数だけ、3番目は2番の官邸コマの数分、と点数を獲得していきます。官邸コマがなければ無得点です。同点の場合は、該当プレイヤーは同じだけ獲得します。

山札が2枚回った時点でゲーム終了です。
まだ得点計算が行われていない地域に対して、通常の官邸コマの計算を同様に行います。
その後、各地域の双方の使節コマの数を判定し、双方の地域で最大の使節コマを置いたプレイヤーに、双方の地域に置かれた使節コマの数分だけ点数が加算されます。
最後に道路に沿って、4つ以上連鎖させた官邸コマに関して、官邸コマ1つにつき1点獲得できます。
最も点数を獲得したプレイヤーが皇帝となり、ゲームに勝ちます。

発展ルールにおいて、要塞を使うと官邸の点数を2倍にしたりできたり、さまざまな追加のルールをあらかじめ設定できます。

官邸コマと使節コマをうまく置き分けていく必要があり、その場合の相手の狙いなどを見ていく必要があります。非常に限られた行動で、うまく自分の勢力を発展させなくてはいけません。
上級ルールを用いれば、「王と枢機卿」を発展させたゲームにもなります。
さまざまなレベルに応じたゲームを提供できます。
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