タイトル ダンジョンズ&ドラゴンズ3rdエディション
原題タイトル Dungeons & Dragons 3rd edition
会社・出版社 Wizards of the Coast
デザイナー ---
プレイ人数 2-6人
対象年齢 ?players+Dungeon master
プレイ時間 ??分
難易度(5段階、易1<難5) 4

「ダンジョンズ&ドラゴンズ 3rdエディション(略してD&D3rd)」は、これまでのダンジョンズ&ドラゴンズ系列のRPGを統合した形のファンタジーRPGです。

基本的にキャラクターは、サイコロを振って能力値その他様々な数値で設定しますが、従来のファンタジーRPGにある戦士や魔術師などの職分決定とともに、エルフなど妖精族やドワーフなど小人族などの亜種族の決定も行われます。
職分決定によって、細かく細分化されるスキルと特技であるフィート、もちろん魔法使い系では呪文の選択が細かく設定できます。

基本的にRPGなので、ダンジョンマスターと呼ばれる審判兼進行役の元、各プレイヤーは自分のキャラクターをいかように操作し、その先に展開される事象に対して行動を行っていきます。
進行役のダンジョンマスターは、あらかじめゲームの展開を簡単に計画したシナリオを準備し、それをおおまかなガイドラインとして進行を行っていきます。
ただしお互いのの機転に応じて、崩れないようにゲームを進めていく必要があります。

通常の行動に関して難易度が設定されている場合、20面体サイコロを振った値に、キャラクターの設定された能力値の修正に、対応するスキルやその他の要因があればそれを加え、設定された難易度に達すれば判定は成功となります。

D&D3rdは戦闘ルールが事細かに定められています。基本的にミニチュアを用いることを推奨とされており、キャラクターの立ち位置と行動によって有利にも不利にもなります。
戦闘時における行動順番の設定、状況と修練度で細分化された戦闘時のプレイヤーの行動、遭遇時における行動可と不可の状態などを見定め、可能な行動を選択していきます。
武器や呪文の幅も広ければ、それらを使いこなすための特技の選択や適した状況によって効果が変わってきたりします。

なお、このD&D3rdを手始めに、「d20システム」と呼ばれるルール部分の相互互換を計っています。これによって他の作品データとのやり取りを楽にするため必要なルール部分の均一をはかったり、サードパーティにおける設定資料やデータ集などを比較的容易に制作できるようになり、中小のRPG出版メーカーは作品を出版しやすい環境にあるようです。
また、これにより異なる背景のゲームであっても、プレイヤーは新しく覚えるルール部分を少なくしています。
多くのサードパーティがこのd20システムに賛同し、使用可能なデータや設定を供給しています。

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