「デモクレイジー」は、ゲーム中におけるカードプレイを投票し、その投票結果や場にあるルールにしたがって、チップによる得点を得るゲームです。 チップをすべて袋に入れて、各プレイヤーは人数に応じた枚数のチップを引きます。 各プレイヤーには反対と賛成カードを1枚ずつ、また特殊投票カードをよく切って、各プレイヤーに1枚ずつ配ります。 エンドカードをあらかじめ取り除き、ルールカードを各プレイヤーに人数に応じた枚数を配った後、残ったルールカードから25枚を山札とし、なるべくエンドカードが後のほうに出るようによく混ぜます。それ以外のルールカードは今回は使いません。 手番は基本的に時計回りで進行します。 まず最初にルールカードを1枚引きます。この時点でエンドカードを引いたら、その瞬間にゲームは終わります。 次に手札から1枚のルールカードを公開し、内容を読み上げ投票に掛けます。全プレイヤーはこのルールカードの内容について、賛成するか反対するかを決め、投票カードを1枚伏せて出します。 全員出し終わったら投票カードを公開し、結果を判定します。基本的には賛成/反対のどちらかで、同数の場合はルールカードに示された結果となります。特殊な投票カードは断固として賛成/反対と結果が反転するというものがありますが、断固賛成/反対は同時に2枚以上出ない限り、その結果にしてしまいます(2枚以上出ると無効)。結果反転カードは賛成を反対に、反対を賛成にする投票カードです。 もし出されたルールが賛成の場合は、赤いルールカードであればその効果がすぐ発揮されて、その後捨て札となります。青いルールカードの場合は6枚まで場に残り、ゲーム終了まで影響を残します。また青いルールカードにはシンボルが書かれているものがあり、新たにシンボルを持つルールカードが賛成された場合は、以前にある同じシンボルのものを塗り替えます。青いルールカードが6枚ある段階で、新たに青いルールカードが賛成された場合は、どれか1枚を捨て札にすることによって、新たにそのルールを発揮させます。 もし出されたルールが反対されたら、そのカードは単に捨て札となります。 ルールカードの適用、もしくは投票結果などによって、プレイヤーはチップを袋から引いたり、逆に任意もしくは指定のチップを袋に戻したりしなくてはいけません。微妙なタイミングの場合は、ターンプレイヤーから解決していきます。 エンドカードを引いた瞬間にゲームは終了し、その時点でプレイヤーの持つチップごとに得点を計上し、最終的にルールカードを適用させていきます。最も得点を得たプレイヤーが勝ちます。 もともとは、「みんなで決めたこと」をより簡潔にした感じのゲームです。 場に残るカードの条件によっては、複雑に条件が絡み合ったりするので、終わるタイミングも見越してチップを集めていかなくてはいけません。 関連ゲーム デモクレイジー みんなで決めたこと |