タイトル エントデッカー、ニュー
原題タイトル Die neuen Entdecker
会社・出版社 Kosmos
デザイナー K.Teuber
プレイ人数 2人−4人
対象年齢 10+
プレイ時間 90分
難易度(5段階、易1<難5) 4
2001年ルール賞
2001年大賞

「ニューエントデッカー」は、未開の海域にて島に乗り込み、その島での様々な発見を試みるゲームです。

最初にプレイヤーは人数に応じた探検隊/ベースキャンプ/開拓地を持ち、ウミヘビポイントトラックにポイントマーカーを置きます。
ゲームによって初期配置があるので、その初期配置にしたがって未開の海域に配置します。

手番になったら、以下の順番でゲームが進みます。
この一連の手順を繰り返していきます。

・収入
最初に手番プレイヤーの所持金をチェックし、4未満ならばサイコロを振って全員にコインを同じ額だけ分配します。ただし舵輪マークは好きな金額を受け取れます。

・スタートマス決定
次に手番プレイヤーは、外周マス、もしくは外周マスから接続する海域から出発します。
なお外周から接続する海域から出発する際に、出発資金が必要なマスはその分を銀行に支払わなくてはならず、また他プレイヤーの開拓地やベースキャンプがある場合はそのプレイヤーに2コインを支払わなくてはいけません。

・出発宣言
出発する前に、何枚まっでタイルを引くかと、表向きのタイルか伏せられたタイルをひくかを宣言しなくてはならず、この時点で引くタイルに応じた枚数のコインを支払わなくてはいけません。
表向きのタイルは4コイン掛かりますが、伏せられたタイルは1枚しかコインは掛かりません。
最低1コインは支払わなくてはならず、支払えない場合は手番を直ちに終了します。

・出発
費用を支払った後で、1枚タイルを引き出発するマスに隣接するように配置し、その後船を1マス進めることが出来ます。
なおタイルを配置する際には周りの地形と整合できないものは捨て札になります。?マークの書かれたタイルはイベントが書かれていて、進んだらその指示に従わなくてはいけません。
これを繰り返し最大3マスまで進めることが出来ます。宣言した枚数を引くか、行き止まりに達するか、コマを配置すると探索は終了します。

・コマの配置
最後に発見したマスに陸地があれば、自分の部隊を配置できます。このとき配置する部隊によってコインを支払わなくてはいけません。
なお、探検隊は得点計算以外でも、ストックがなくなったときに限り回収できますが、ベースキャンプと開拓地は、その陸地の得点計算が終わるまで回収できません。

・確定マス
4辺が陸地で埋まれば、内陸が確定します。なおこういった場所には部隊を配置できません。

・島の得点
計算手番の終了時に、島が完成したら得点計算を行ないます。島の価値はタイルの枚数が基本となり、場合によってはこれにボーナスが足されます。
島に対する順位はもっとも価値の高い部隊を配置しているプレイヤーが優勢となります。
点数は、その島でトップのプレイヤーにその価値の得点、2着にはその価値の半分、3着にはさらにその半分という形で、その点数だけウミヘビポイントトラックを前進させます。
島の得点が終われば、ベースキャンプと開拓地は手元にストックとして戻しますが、探検隊は任意の族長小屋の小道に順番に配置します。
それぞれの族長小屋の小道には、探検隊を置くことで植物チップを族長小屋に配置するマスや、またそれを見ることが出来るマスがあります。

未発見のマスがすべて埋まるとゲームは終了し、最後の得点計算になります。
各族長小屋の小道に、もっとも多くの探検隊を置いているプレイヤーが、その植物チップのポイント分だけ獲得できます。同点ならば先方優先です。
すべての探検隊のポイントを計上したあとで、もっとも点数を得たプレイヤーが勝ちます。

前のエントデッカーとは少し趣が違います。族長小屋の攻防が前とは異なります。またイベントタイルは以前とは違ったものもあります。

関連ゲーム
エントデッカー
エントデッカー、ニュー
他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介