1999年6位 「カフナ」は太平洋の小島にいる、2人の祈祷師の勢力を競うゲームです。 各プレイヤーは自分の杖と駒を持ち、手札3枚を持って始めます。また山札からカードを3枚表向けておきます。 手番になったら何枚でもカードをプレイして、対応する島と隣接する場所のいずれかに自分の杖を置きます。カードをプレイせずともただ捨て札にすることもよく、出されたカードは捨て札にされます。 ある島に対して、接続する場所の過半数を自分の杖で押さえていれば、駒をその島に置くことが出来て、この島に伸びている相手プレイヤーの杖をすべて取り除きます。杖を取り除いて接続の過半数を失った島の駒も失われます。 またその杖に対応した2枚のカードをプレイすると、相手の杖を取り除けます。手番の最後に3枚の表向けられたカードか、山札からのどちらか1枚だけ引いて手番を終わります。手札の上限は5枚です。 すべてのカードが引かれた時点で決算があります。1回目は多い駒を置いたプレイヤーに1点、2回目には多い駒を置いたプレイヤーに2点、3回目には双方の駒の差が多い方に差分だけ点数が入ります。3回目だけカードを引かれても、1回ずつ手番があります。 最終的に点数の高いプレイヤーが勝ちです。 地味なゲームかもしれませんが、非常に高い戦略性やさまざまな駆け引きを秘めていて、さまざまな要素をはらんでいると思います。 関連ゲーム: カフナ カナロア(ティルジット) |