タイトル ティカル
原題タイトル Tikal
会社・出版社 Ravensburger
デザイナー M.Kiesling & Wolfgang Kramer
プレイ人数 2-4人
対象年齢 10+
プレイ時間 90分
難易度(5段階、易1<難5) 4
1999年大賞受賞
1999年1位
2000年選出
絶版

「ティカル」はマヤ文明の遺跡調査を舞台にしたゲームで、探索チームは神殿を発見したり財宝を発掘したりして、ポイントを得るゲームです。

プレイヤーには、隊長と隊員駒、それにキャンプが渡されます。地形タイルは登場順に積まれ、財宝はよく混ぜて裏にして、神殿のマーカーは種類ごとに分けておきます。
自分の順番にはタイルをめくって、それを隣接するマスに配置します。これらのタイルには神殿や財宝が書かれていたり、空き地であったりします。また火山が出た場合は決算ラウンドが始まります。火山以外のタイルには必要な移動力がかかれていて、既に置かれたタイルに隣接しなくてはいけません。
次にプレイヤーは10行動ポイントを使って、探検隊を指揮します。隊長/隊員をキャンプへ登場させるのに1人1ポイントかかり、移動もタイルに書かれた移動力がかかります。また神殿の発掘や財宝の発掘には、決められたポイントを払わなくてはいけませんが、複数の駒を使用すれば、2段階まで行うことが出来ます。また探検がしやすいようにキャンプを建てたり、自分にとって価値のある財宝と交換したり、その神殿に対してより多くの駒を送っていれば神殿の所有権を決めることも、このポイントを使えば出来ます。

火山のタイルをめくっても、各プレイヤーは10行動ポイントを使って探検隊を動かします。10ポイント使った後で、そのプレイヤーに対して決算が行われ、ある神殿に対して最も多くの探検隊を送っている神殿(この場合隊長は3人換算)か所有権を持つ神殿と、ある種類の財宝における個数が得点の対象になります。各プレイヤーが決算を終わった後に火山タイルは置かれますが、火山タイルは侵入禁止のタイルです。すべてのタイルがめくられた後で、もう1度決算ラウンドが行われ、最も得点を得たプレイヤーが勝ちです。

このゲームは神殿の権利における駆け引きも重要ですが、ポイントとしては他プレイヤーの介入がしづらい高得点の神殿をより多く所有するゲームかと思います。また財宝は最後の最後で大きく響いてきます。ノリ的にはテレビの探検バラエティーものといった感じです。

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