タイトル カルカソンヌ
原題タイトル Carcassonne
会社・出版社 Hans im Gluck
デザイナー K-J.Werde
プレイ人数 2人-5人
対象年齢 10+
プレイ時間 30分
難易度(5段階、易1<難5) 3
2001年大賞
2001年1位
2001年友人と遊ぶゲーム

「カルカソンヌ」は、要塞都市である同名の街のさまざまな施設に、自分の配下を送りこみ、地域の発展を試みるゲームです。

最初にスタートタイルを中央に置きます。残りのタイルはよく混ぜて、裏向きの山にしておきます。ポイントボードに配下の1人を置き、残りの7人は手持ちとします。

手番が来たら、以下の順番でプレイを行います。
1、地形タイルを引いて置く。
地形タイルを1枚引き、それを既に置かれているタイルと、少なくとも1辺が接するように置きます。このとき草原、道路、都市がつながるように配置しなくてはいけません。置けない場合は、そのタイルを除外しもう1枚引きます。
2、配下の配置
タイルを置いたら、1個だけその置いたタイルにストックから配下を配置することが出来、そこに置かれた位置によって役職が決まります。騎士/盗賊/建築士/修道僧の役職があり、どの部分に配下を置き、配下はどの役職になるかを決めなくてはいけません。
さらに、配下を置こうとする都市、草原、道路につながる部分に、自分のも含めた他の配下がいないことが条件となります。
手持ちの配下がなくなったら、配下が戻ってくるまでそれ以上配置することは出来ません。
3、設備の完成
道路は、両端が交差点/都市の一部/修道院になった場合に完成します。道路が完成した場合は、その道路に盗賊として配下を置いているプレイヤーに、道路に使われたタイル枚数だけポイントを獲得します。なお複数の盗賊がいる場合、もっとも多くの配下を送り込んでいるプレイヤーに対してのみ得点が入ります。
都市は、城壁によって都市の一部が完全に囲われ、その中に空間がない場合に完成します。都市が完成した場合は、その都市に騎士として配下を置いているプレイヤーに、都市に使われたタイル枚数につき2ポイントを獲得します。なお都市内部に紋章があれば、それも1つ2ポイントです。なお複数の騎士がいる場合、もっとも多くの配下を送り込んでいるプレイヤーに対してのみ得点が入ります。
修道院は、周りのすべての8枚が置かれることで完成します。このとき修道院に修道僧として配下を置いているプレイヤーに9ポイントが入ります。
これらの設備が完成すると、その上に置かれた配下コマは各プレイヤーのストックに戻ってきます。
草原には建築士として配下が置かれますが、この上に置かれた配下は、ゲーム終了時にはじめて得点化されるので、ストックに帰ってくることはありません。

最後の地形タイルを置いたプレイヤーの手番が終わったら、最終決算があります。
最初に未完成の道路/都市/修道院の清算があり、それらに配下を置いてあるプレイヤーはそれに関連するタイルにつき1点獲得します。紋章も1点です。
次に建築士が完成した都市から得点を得ます。この場合、完成した都市に建築士のいる草原が接していなくてはいけません。隣接する都市1つにつき4点を建築士のプレイヤーは獲得します。なお複数のプレイヤーが建築士を送り込んでいる場合、各都市に隣接する建築士が最も多いプレイヤーに対して、都市の4ポイントが計上されます。

すべての決算を終えて、最も点数の高いプレイヤーが勝ちます。

なお「カルカソンヌ・グループ」は、以下のようなたくさんの拡張セットが出ています。
「追加セット1」は、遊べる人数が1人増え、完成しないとまったく点数にならないハイリスクハイリターンな”大聖堂”と”湖畔”の道があり、さらに1個で2個分の”強力なプレイヤーコマ”が入っています。
「追加セット2」は、街の完成に対しての”ボーナスタイル”で得点のチャンスが増え、”豚のコマ”で草原における価値を上昇させ、”建築士のコマ”で手番を増やしたりできます。
「追加セット5」は、コマを吹っ飛ばすお邪魔キャラの”ドラゴン”と”王女”、ドラゴンから守ってくれる”妖精コマ”の存在があります。
その他にも、追加タイルの含まれたセットがあったりします。

配下をどう回転させるかが鍵です。草原においてしまうと帰ってこないのもポイントです。7人の配下を効果的に起用していきましょう。

関連ゲーム
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契約の箱
カルカソンヌ2・原始の営み
他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介