「契約の箱」は、カルカソンヌのシステムを用いた、イスラエルの民を約束の地へと導くために居住地を作るゲームです。 スタートタイルを準備し、各プレイヤーは7個の従者コマと1つの使徒コマを持ちます。 タイルはよく混ぜ、箱は脇に置きます。 残ったコマはスコアトラックに置きます。 手番になったら、以下の流れでゲームは進みます。 1、タイルを引く 裏向きになったタイルを1枚引いて、既にあるタイルに対して、道/街/原野の絵柄が接続するように配置します。 2、以下のいずれかを行うことが出来ます。何もしなくてもかまいません。 従者の配置:1個の従者を、手元から今置かれたタイルに配置します。従者は道/街/原野のいずれかに置くことが出来ますが、その置こうとする道/街/原野で接続する他のタイルで他の従者が置かれていたら置くことは出来ません。なお寺院には従者コマを配置することは出来ませんし、原野はゲーム終了まで置かれ続けます。 使徒の配置:街の部分に従者コマではなく使徒コマを置くことが出来ます。その街が完成したら得点効果は2倍になりますが、得点を獲得したら使い捨てになります。 箱の移動:街が完成すると、箱が置かれます。従者や使徒のコマを置く代わりに、箱を5タイル分まで移動させ、そこに置かれていた従者コマ1つに対して1点を与えることが出来ます。 3、道/街/寺院の得点 完成した道/街/寺院から得点を得られます。このとき複数のプレイヤーがいた場合は、従者コマの数の多いほうが得点を得る権利を得ます。 道:交差点から交差点、ないし道がループしたら道が完成して得点します。その道に使われたタイルの枚数分だけ点数を獲得します。使われた従者コマは手元に戻します。 街:城壁で囲まれたら街が完成して得点します。その街に使われたタイルの1枚につき、2点を獲得します。また巻物のサインがあればそれに対しても2点獲得します。使われた従者コマは手元に戻します。使徒コマが置かれた場合は点数の入り方は2倍になりますが、使徒コマは使い捨てです。 寺院:寺院の周りの上下左右にタイルが置かれれば寺院は完成して得点します。その寺院の上下左右に置かれた従者コマがもっとも多いプレイヤーに7点入ります。この場合は、道/街の得点の判定がされるまでボードに残ります。 これを繰り返していき、引くタイルがなくなったらゲーム終了です。 完成しなかった寺院で、従者コマがもっとも多いプレイヤーに3点入ります。 完成していない道/街のプレイヤーに、それらに使われたタイル1枚あたり1点が入ります。 プレイヤーの従者コマが置かれた原野の羊と狼の数を数え、羊から狼の数を引きます。残った羊につき2点が加算されます。 最も点数の高いプレイヤーが勝ちます。 カルカソンヌよりも、タイルの構成や道の伸び方にクセがあるような気がします。 また箱の存在や使途コマは点数をそれなりに加算させるので、それなりに気にしなくてはいけません。 関連ゲーム カルカソンヌ カルカソンヌ・ディ。ブルグ カルカソンヌ・ティ・スタッド 契約の箱 カルカソンヌ2・原始の営み 他のサイト: The table game which plays happilyでの紹介 |